派遣とバイトを掛け持ちする際に気をつけたいこと | 派遣の仕事ならコムズR&D

同業の掛け持ちは避けよう

契約時間外であればバイトとの掛け持ちを認めている派遣会社が多いです。

自分の経験を活かすことができ、慣れているからと派遣先と同じ業種のバイトをしたいという方は多いでしょう。
会社側は仕事内容を他社に知られたくないため、掛け持ちが同業であると何かとトラブルが生じてしまう恐れがあります。
社会人としてのモラルを守るためにも、同業他社への掛け持ちはできるだけ避けた方が良いでしょう。

同業のバイトで掛け持ちする場合は責任感を持ち、守秘義務の厳守を心掛けてください。

 

 

派遣先に掛け持ちを伝えよう

バイトを掛け持ちする場合は派遣先にそのことを必ず報告してください。

派遣会社は法律を遵守しなければならないため、ダブルワークにより法に触れる可能性があります。
労働基準法で週40時間以内の勤務が定められており、それを超える場合は残業代を支払う必要があります。

例えば、同じ派遣会社で勤務先を掛け持ちしている場合、1つの勤務先が40時間以内でも通算して40時間を超えていれば残業代が発生します。
残業代未払いや長時間労働とみなされないためにも、勤務時間の把握は派遣会社側としては大事なことです。

派遣で掛け持ちする場合は、同一の派遣会社だと割増賃金の負担が大きくなるため、そもそも紹介してもらえない可能性があるので異なる会社への登録がおすすめです。

 

 

雇用保険や確定申告について

条件を満たしていれば派遣社員もバイトも雇用保険に加入できます。
しかし、雇用保険の掛け持ちはできないので、収入が高い方の保険に加入するようにしましょう。

また、派遣とバイトのダブルワーカーは税金のことも把握しておく必要があります。
通常は会社に任せることができますが、ダブルワークとなると自分で確定申告や年末調整をしなければなりません。
過払いの社会保険料が戻ってくる手続きなので、申告漏れに気を付けて期日内に確定申告を忘れず行いましょう。

法的に派遣とバイトの掛け持ちは認められていますが、就業規則で禁止している場合は確定申告で発覚する恐れがあるので、禁止されている場合は会社の規則を遵守してください。